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元大手消費者金融社員が語る
過払い請求とは、「払いすぎたものを返せ」ということです。 利息制限法は、民事的に有効、無効となる金利の限界を定めていて、たとえ納得して消費者金融などから借りた場合でも、制限超過部分の利息については、法律上支払義務がありません。
さらに、すでに支払った制限超過部分の利息は元本に組み入れられるため、元本を完済した後に支払った金額は過払金となり、消費者金融などに返還請求できるというものです。 しかし、いいことばかりではありません。
過払い請求が全てそうなるわけではありませんが、信用情報に傷がつくケースが多いのです。 そうなると5〜7年はお金を借りることができませんし、クレジットカードも作れませんからローンで買い物もできません。
これは思っている以上に生活に支障をきたすものです。 最近は弁護士や司法書士が積極的に過払い請求をするようになったのは、単純に儲かるからではないかとさえ言われています。 単にお金がほしいからとか、安易に請求することでブラックになってその後不自由な生活になるならば、よほどの大金でない限りは過払い請求をしないことをおすすめします。 過払い請求をするときはよく考えて判断しましょう。
