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元大手消費者金融社員が語る
あまりにも安易ですが、なぜか多い「名義貸し」。 クレジットが契約ができない知人などに自分の名前を貸して契約させることなのですが、名義貸しを頼む人の多くの場合はブラックリストや多重債務者です。
「迷惑は絶対にかけないから名前だけ貸して」とい言って名義貸しを頼んでくる人に、本当に迷惑をかけない人はどれだけいるというのでしょう。 案の定支払いが滞り、名義を貸した人に連絡すると、「自分が借りたわけでもないのに何で払わないといけないのか」となります。 名義を借りた本人は連絡がつかなくなっていることがほとんどですし、そもそも消費者金融としては名義を貸した人と契約しているわけですから、貸した人に請求するわけです。
非常に気の毒な話なのですが「名義を貸した方が悪い」ということなのです。 借り入れを無効にすることは絶対できません。
そのほか、金融詐欺にあう方もいます。 「アルバイト料5万円お支払いしますので、協力してもらえませんか？」 といわれ、いうがままに消費者金融で契約してきてカードを渡し、直後に利用限度額までキャッシングされた例もあります。 いずれにせよ、「名義を貸した人は必ず損をする」のです。
