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元闇金に聞く、闇金の手口

新聞・雑誌で宣伝

当時、090金融はほとんど無くなっており、会社組織として一応登録をして、闇金業を営んでいました。

闇金は、お客さんがいなければお金が手に入らないので、話になりません。 そのため、新聞・雑誌に広告を出すのです。

新聞社の方と話す際は、スーツをバシッと決めて、偽造した貸金業登録証を見せて、広告を掲載させてもらっていました。

雑誌の方は、広告を掲載したいと言うと、すぐデータを下さいと言われただけで、あっさり掲載されました。また、新聞広告と比較して、ユーザーからの反響が大きかったのを覚えています。

大抵、闇金はアダルト系の雑誌等に広告を出します。 また、勇気のある業者は、自動車関連の雑誌に広告を出し、カーローンという名目でお金を貸し出していました。

宣伝は、新聞・雑誌だけで十分です。 後は電柱・公衆電話に広告を貼り付けます。 これが以外と効果的で、100枚貼り付けると、1件程度の割合で依頼がありました。

しかし、大袈裟に広告を出すと、警察の目に触れる可能性があるので、危険性は高くなります。しかし、私達4人はいつも別行動をしていたので、所在がしばらく掴めなかったと警官の方が言っていました。