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元大手消費者金融社員が語る

法的手続

電話で催促しても、集金に行っても返済も和解もできないとなると、消費者金融は法的手続きに入ります。 大きく分けると話し合いで和解する場合と債務名義を取って差し押さえをする場合がありますが、この時点ではまだ消費者金融も最終警告的な意味合いでのものです。

しかし、それでも入金しない場合は、本当に差し押さえをします(回収するのは元金のみで、手続き以降の利息は取れません)。 この方法は、勤めている人は、給与の差し押さえをすると給料の4分の1を押さえられます。

ただし、消費者金融などから複数の借り入れがある場合、給料の4分の1を全ての金融会社で分担しますので、1社あたりの入金額は少なくなります。 給料を差し押さえられると、ほとんどの人が会社を辞めてしまいます。

しかし、会社を辞めてしまうと給料は差し押さえできませんが、今度は退職金を差し押さえます。 そうなる前に、まずは借り入れをしている消費者金融に連絡は必ずしましょう。 それでも、法的手続きを取られてしまったら、そのままにしておくよりも呼び出し状素直に応じて裁判所に出頭し、支払いがしやすい様に和解しましょう。