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元大手消費者金融社員が語る

大手消費者金融の現状

行き過ぎた強引な取り立てや、不当な高金利の貸し付けが多発して問題になった後、裁判所も以前より過払い請求に対する判決が消費者よりになってきているといいます。 そういったなかで、消費者金融に対する過払い請求が、弁護士や司法書士の積極的な介入もあいまってブームといえるほどに多くなっています。

大手消費者金融の四半期の過払い返還金は200億円に迫る勢いです。 営業経費削減と税金の支払いが無かった事で増収としてはいるのですが、現状は回収した元金を食い潰している業者が大半ではないでしょうか。

それにより、社員のリストラ、店舗閉鎖、企業合併や売却など業界再編が盛んになってきています。 さらに、貸し倒れリスクを顧客への利息に転化することで返済能力の低い顧客も借り入れできていたところが、新たな借入申込の審査を厳しくせざるを得なくなるでしょう。

また新貸金業規制法では、貸付金額を年収の3分の1までに制限する規制を設けているため、ますます融資基準が厳しくなると思われます。 一方で、借り入れができなくなった人たちが闇金融にはしることが懸念されています。 しかし、どんな理由でも、闇金融に手を出していいことにはなりません。