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元大手消費者金融社員が語る
取立ての会社によっては、他社からとりあえず返済額を借りるように勧める所もあります。 こちら側としたら、要は金があればよいのです。 利子分も他から借りる事になるので、当事者からしたら逆に借金額が増えるでしょう。
しかし、その後の事なんか、私達は知ったこっちゃありません。 すぐお金が用意できるように、あらかじめこちらが抑えておいた審査が激甘な所を紹介します。 そこからお金を借りるように指示し、元々借り入れのあった金融側の方へ返済させるのです。
取立て側は会社の紹介だけで、裏で審査を通すようなことはありません。 審査が激甘ということは、察しのいい方ならわかると思いますが、ちゃんとした金融会社ではありません。
「ちゃんとした」という定義はどこにあるのかといわれたら返答に困りますが、ようは金利がばかでかい所に借り入れを申し込むのです。 そこまで来てしまうと、おそらく利用者は今後もたらいまわしにされ、借金まみれになってしまうでしょう。
