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体験談
ある日消費者金融の事務所に連れていかれました。 そこは薄暗い地下室の中で、いかにも怪しさ満開の事務所でした。
内心殺されるかもと思いましたが、相手がこういってきたのです。 「他の金融紹介するから、そこからお金を借りて返済してくれ」と。
私はこの時、絶命の恐怖におびえていたので、うなずく事しか出来ませんでした。 借金の返済額(利子分がついた)お金を他社から借り、返済しましたが、これは「返済」と呼べるものではないのでしょうね。
単純に借金額が増えただけです。 私はとにかく返済が出来ないので、この方法を逆に提案してみたりと、その場しのぎでこれを繰り返しました。
見事に、借金は増えていくばかりです。 あろうことか、私は借金したうちのいくらかを抜き取って、それを食費にしていました。 今となっては「笑えない笑い話」ですが・・・。